武蔵野美術大学では、美大生の多様な進路の選択肢を広げるためのキャリア支援プログラムを実施します。
本プログラムは、就職以外の進路を選択、または将来的に選択することを想定している学生に向け、ゲスト講師から作家・フリーランス・起業家として生きていくために知っておきたい予備知識の習得を目的とした課外講座となります。

<プログラム概要>
『作家・フリーランス・起業家入門』
〜キャリアの選択肢を広げるために知っておきたい予備知識〜

・日時:6月6日(木)16:40〜18:10
・場所:9号館205教室
・テーマ:理想のアーティストのかたちとは?
・講師:神楽岡久美さん/アーティスト
・参加申込:下記よりお申し込みください
https://st.uc.career-tasu.jp/login/?id=699b4240f39bf9e2a172cdcbd451dc9b

<講師プロフィール>
神楽岡久美/アーティスト
神楽岡久美は、人間社会と身体との接点に着目し、文化的普遍性による「身体像」を探求している。
彼女の主な作品に「美的身体のメタモルフォーゼ」がある。これは、人間社会の中で生まれた知力、体力、財力に次ぐ4番目の価値として「美力」があるとし、それによる「装飾、拘束、欠損」といった人為的な身体改造を再考し、その背景にある「美的価値」に迫るリサーチベースの制作である。作品は美的身体を形成するWearableな立体作品をメインに、その設計図となるドローイングや試作、映像、写真、リサーチで収集した資料やテキストなどが含まれるインスタレーションである。

近年の展覧会に、「“The lens within your heart” from the TAKEUCHI COLLECTION」WHAT MUSEUM(2023年、東京)、「わたしのからだは心になる?」SusHi Tech Square,(2023年、東京))、「The Metamorphoses of Beautiful Bodies.-Consideration about the aesthetic value of the future body」西武そごう(2022年、東京)、「The REBEL Exhibition」The Untitled Space (2022年、New York)、「kapCHər」The New York Art Residency and Studios Foundation(2022年、New York)、「京都大学ロンドン大学ゴールドスミス校主催 アートサイエンス国際シンポジウム -Art Innovation展 2019」(2019年、京都)などがある。
また2022年に、公益財団法人吉野石膏美術振興財団の海外研修アーティストとしてニューヨークでの活動を行った。